『一生お金に困らない生き方』の本を読んで感じたこと。

この本は、「衝撃的」な一冊になりました。

2015年が始まって、まだ3分の1しか経っていませんが、ひょっとしたら2015年のベスト本になるかもしれません。

それくらい、今の自分にとって必要な内容が詰まっていた一冊でした。


一生お金に困らない生き方


やり方だけじゃダメ。あり方を変える

この『一生、お金に困らない生き方』は、お金持ちになるための「やり方」を書いた本ではありません。

本屋さんに行けば、「どうやったらお金持ちになれるか」といった「やり方」を書いた本は、あふれています。

一冊読み、五冊読み、十冊読み、それでもさっぱりお金持ちになれる気配はない。

著者の心屋仁之助さんは、そんな人に「『やり方』の前の段階、『あり方』が違っているんじゃないですか?」と問いかけます。

「あり方」、「前提」が違っていたら、どんなに「やり方」を真似してもお金は回ってこないんだ、と。

お金持ちになる本を読んでも、お金持ちになれない。どうしてか。それはお金持ちになる「やり方」ばかり学んでいるからです。「やり方」をいくら学んでも、お金持ちにはなれません。なぜなら「あり方」が間違っているから。本当は「やり方」ではなく、「あり方」を変えなくてはいけないんです。(p6)
 

お金を否定していないか

では、お金を受け取れる「あり方」とは、どんなものでしょう。

心屋さんは、こう言います。

お金を悪いものだと思っていたら、お金は回ってこない。
お金を受け取ることを拒否していたら、お金は回ってこない。
「当たり前じゃん」ですよね。

私自身「お金を悪いものだと思わない」というのは意識していたつもりでした。

お金があることで、時間が買える。選択肢が増える。確実に幸せになれるわけじゃないけど、避けられる不幸は多い。

なのに、何の悪いことがあるだろうか、と。

 

でも、もう一つのポイント「お金を受け取ることを拒否していたら、お金は手に入らない」

こっちが、全然分かっていなかった。むしろ、全力で「受取拒否」をしていました。

私に気づきをくれたのは、この一節。

収入は自分が認める自分の価値に比例します。「自分で認める自分の価値」が高ければ、それだけ高い収入が得られます。(中略)では、あなたが認める自分の価値はどれくらいでしょう? 次の質問に答えてみてください。
あなたがまったく働けず、社会の役にも立たず、何の成果も出していなくて、人に迷惑をかけている、寝ているだけの状態になったとき、あなたが月々もらえるお金はいくらですか?(p44)
こう聞かれたときの私の答えは、「ゼロ」。

というよりも、迷惑をかけているんだから、受け取るなんてとんでもない。むしろ払わなくちゃいけない。

そう思って、ハッとしたんです。

 

お金を受け取る価値のある自分か

もちろん、本当に何もしないで寝て過ごすだけなら、お金はなかなか手に入らないでしょう。

問題なのは、自分で勝手に「頑張っていない自分には価値がない。お金を受け取る資格がない」と思ってしまっている、その「心のあり方」。

だから、「頑張っていない」という状態が不安でした。頑張らないと、お金を受け取ることができない(と信じている)から。

続けて、心屋さんは言います。

「何もしていない自分でも、月50万は受け取っていい」と自分で許可しましょう、と。

 

つまりは、「頑張らない自分には価値がない」という自己イメージをリセットしましょう、と。

この気づきは、私にとってほんとうに大きなものでした。

 

こういった本は、「結局は同じことが書いてある」と言われることもあります。

本書の柱になっている「お金を否定したらお金持ちにはなれない」というのは、類書にも登場しますし、決して目新しいワケではありません。

でも、「知っている」と「自分のこととして捉えられる」ということのあいだに、ものすごく大きな溝があるんですよね。

今までお金に関する本を何冊も読んできたような人にとって、この本は「新しいことを教えてくれる」ことはないでしょう。

それよりも、 「今まで読んできたけれど、ふーんで終わっていた内容が、心屋さんの言い方、言葉の使い方で、『そういうことだったのか!』とようやく自分のこととして刺さる」。

この「ふーん」から「自分もそうだったのか!」とジャンプさせてくれるのが、この本の真価だと思います。

もちろん、お金に関する本はあまり読んでいないなら、新しいことを教えてくれた上に、目からウロコが落ちる一冊になるでしょう。

 

また、お金持ちになるために、「あり方」を変えることをメインにしている本書ですが、「やり方」も紹介されています。

そちらはぜひ本書で確認してみてください。

2015年、出会えて良かったと心から思える一冊でした!


つまらない人生を楽しくする8つの方法

つまらない人生を楽しくする8つの方法 
 
つまらない人生だな・・・。

このように感じる時は嫌なことがあったり、物事が自分の思い通りにいかなかっり、別れたりなどに多いのではないでしょうか。

そしてそれをいつまでも引きずってしまい、つまらない人生だと思い込んだまま何年も過ごしてしまうこともあるでしょう。

ある意味究極のマイナス思考かもしれません。

そこで本日はそんなつまらない人生だと思い込んでいる人が楽しい人生にする方法をご紹介します。
 
つまらない人生
 

人に役立つ活動をする

 
人は自己満足だけでは本当の生き甲斐を感じられないものです。自分の仕事以外で、人や社会に役立っているという自覚があって、始めて充実感を覚えます。

ある実験では、自分が儲けるよりも、それを他人と分かち合う方がより喜びが強くなるというデータがあるそうです。

ボランティアに参加できなくても、身近な地域にもそんな機会はたくさんあるものです。これは「利他」と呼ばれる行動です。

そもそも「つまらない」とは、「詰まる」(動けなくなる状態)を意味し、やがて「納得する」という意味を持つようになりました。人のために行動することに「納得できない」人生は無いということを表しているのかもしれません。
 

毎日見る物・触れる物・付き合う人に対して、違う見方してみる

 
毎日の生活が、つまらないと感じるのは「日々の感謝」が少しだけ足りないのかもしれません。感謝は、決して難しいとか、宗教的な話ではありません。

例えば、朝ご飯を普通に食べます。ですが、もし体調が悪ければ、ご飯は美味しく頂けません。ですから、まず健康なことは「感謝」になるということです。

その様に思えば、職場で働く同僚や上司にも、気の合わない人も居るかもしれません。しかし、そんな状況を察して同情してくれたり、助け舟を出してくれる仲間も必ず居るのです。そんな仲間の行動を、当然と思わず「感謝」と感じてみてください。

自分の周りは、素敵な仲間や素敵なことが、実はたくさんあふれていると少しずつでも実感します。そういう状態が続けば、いつの間にやら「楽しい、素敵な人生だ」と思えているでしょう。
 

自分の人生を生きる

 
自分の人生を生きるということは、簡単に言えば自分のやりたい事をやるということです。

人生、やりたくない事もしなければいけませんが、やりたくない事だけをやっていたのでは、人生が楽しくなるはずはありませんよね。なので、まず初めに自分のやりたい事が何なのかを考えるじかんが必要です。

わざわざ新たに見つけなくてはいけないということでもありません。もしかしたら、知らず知らずにやっている事が、自分の本当にやりたい事なのかもしれません。

一歩立ち止まって、少し考えてみましょう。

当たり前ですが、自分のやりたい事というのは人によって違います。他人から見るとつまらなそうに見えても、本人にとってはそれがとても幸せな事もたくさんあります。

よく、結婚をすると、女性は夫や子供の世話に追われ、自分の人生がなくなってしまい、そんな人生はつまらないと言う人がいます。ですが、そういった誰かのために尽くすという事が、その人にとってのやりたい事であったり、結婚を機にやりたい事に変わることもあるのです。

このようなことは他人には分かりません。

また、中には何が自分のやりたい事が分からない人もいます。そんな人は、いろんな事にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

まず、何が”自分にとっての”幸せなのか、これをよく考え、それをやってみる事が、つまらない人生から脱却する第一歩となります。
 

変化を恐れない

 
どうしても人生がつまらないと思う人は、思い切って何かを変えてみるののも1つの方法です。

もしできるのであれば、転職をしてみたり、引っ越しをしてみましょう。仕事がつまらないと考えているのであれば、思い切って転職をしてみましょう。

このように思い切る事ができれば、今までの生活がガラっと変わり、物事の見方や考え方が変わるきっかけとなります。

ただ、家庭を持っていたり、いろいろな事情があれば、大きく生活を変える事は難しいかもしれません。

もしそうであれば、髪型を変える等、小さな事でも構いません。

人生がつまらないと感じている多くの人は、自分の殻に閉じこもっていたり、枠にはまっていたり、変化を恐れている傾向にあるのです。毎日同じ生活を続けていれば、誰しも人生がつまらないと考えてしまうのは自然な事です。

同じ毎日の繰り返しでは、人生に飽きてしまうでしょう。なので、まずはこの殻や枠を取っ払い、ほんの少しでもいいから何かを変えてみましょう。
 

自己啓発の勉強を続けること

 
自己をより高い段階へ上昇させようという意欲がまず大事で、「昨日より1ミリでも前進させよう」という問題意識を常に持つことです。そうでなければ趣味も利他的行動も空回りしてしまいます。

そのためにはどうしても勉強する必要があります。社会人になって、仕事以外の勉強となると尻込みしがちですが、自分の得意分野以外にも関心を広げることです。

勉強は「強いて勉める」という意味ですから、自分の成長には多少の試練も必要です。「鍛える」ということは、別にアスリートだけの特権ではありません。これらのことに挑戦し、実践していくことによって、より充実した生き方ができるものでしょう。
 

目標を持つ

 
何も目標を持たずにダラダラ毎日を生きているだけでは、人生はつまらなくなってしまいます。小さくてもいいので、何か目標を持つ事が、人生を楽しくすることにつながります。

ただし、目標は達成可能なものにしましょう。あまりにも大きすぎる目標であれば、途中で挫折してしてしまい、元のつまらない人生に戻ってしまいます。目標を決めて、それに向かって少しづつでも前進することが大切です。

また、目標を達成する事が出来れば、達成感を味わうことができ、その達成感が楽しく充実した人生を送る上でとても重要なこととなってきます。

目標を達成する事で、新たな自分に気付く事も出来ますし、目標を決めた時の自分と達成後の自分とを比較した時に、明らかな成長を感じる事が出来るでしょう。すると、今までつまらなかった人生も、次はどんな新しい自分に出会えるのかと、楽しい人生へと変わっていくのです。
 

興味のある物は、とりあえず「趣味」としてやってみる

 
毎日、起床してご飯を食べ仕事へ行く、帰宅しご飯を食べて就寝、という平凡な毎日が「人生」かもしれませんが、それでも、何かしら自分の好きな、あるいは興味がある物・分野があるはずです。

例えば、映画を観るのが好き、ラーメンが特に好き、絵を描いてみたいなど。自分の興味がある物にほんの少し、更に興味を持つのが大切です。そしてそれを「趣味」にしてみましょう。

映画が好きであれば、週に一度は観に行ったり、映画館は、次回は初めて行く所へ行ってみたり。ラーメンが好きなら、全国の上手いラーメン店を長期間の休みに、回ってみようなど。

趣味のおかげで、行動範囲も必然と広がり価値観も変わり、楽しいと感じるような機会に恵まれるはずです。
 

いろんな人達と関わりコミュニケーションを取る

 
人というものは、寂しがりやな面もありますが、一人で居るのが気楽など、わがままな面もあります。

ですが人は決して、一人では生きてはいけません。

自分の考えを中心にして、気楽で気の合う仲間ばかりと過ごすのではなく、別の視点を持つ人と話したり、交流したりすることは大事です。

いつもと違う年代の方と話している最中、自分が抱えていた悩みが、ふと簡単に解決する事もあります。

また、いろんな境遇の方々と接することにより、自分の境遇がいかに有り難いかと思えることが、必ずあるのです。そうなれば、人生がつまらないものだという考えが、少し違うかな?と思えるでしょう。
 

つまらない人生は気持ちと行動で変わる

 
言ってしまえば、人生にはつまらないもつまらなくないもありません。

人生は人生です。

それを楽しくするか、つまらなくするかは全て自分自身が決めることです。つまり自分の気持ちと行動で人生というのはどんな形にもなるということ。

今はネットがあるので起業や副業などのビジネス面から、人とのつながりのコミュニケーションまで時間もお金もかからず何でもできます。

ちょっとやってみてダメだったら、次を探すというような「数をこなす」行為は基本です。そこからあなたの人生を豊かにするキッカケをつかむことができれば儲けものです。

このように小さくいろんなことを始めるという考え方はあらゆるところで応用できるはずです。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずです。

脳の活性化の方法

頭が良くなる方法6つ in 生活  
頭が良くなる、活性化させる方法
 
頭が良くなる方法を知りたいと考えている人はたくさんいます。

頭が良くなるとひと言でいっても、クリエイティブな仕事をしたからそう感じているのか、テストなどでもっと良い点を取りたいからそう思っているのか、人によってその意味合いは変わってきます。

しかし、どんな状況でも、環境でも関係なく重要な事が2つあります。

それは、記憶力あげることと脳の活性化です。

この2つが組み合わされば、既存のものとの組み合わせによるアイデアが浮かびやすくなりますし、テストでもスラスラ問題が解けるようになるでしょう。

そこで今回は記憶力と脳の活性化にフォーカスした頭が良くなる方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

頭が良くなる方法

頭が良くなる方法として挙げられるのは次の6つです。

ノートを取りながら、興味のないジャンルの本を読む
頭の良い人とつきあう
能動的にテレビを観る
「書くこと」を習慣にする
頭を良くする食品をたくさん食べる
参考書で「大人の復習」をする
それではそれぞれを見ていきましょう。
 

ノートを取りながら、興味のないジャンルの本を読む

 
読書をすると脳が活性化し、頭が良くなるというのは、多くの人がご存じのはずでしょう。

誰でも手がるに始められる、言わば「古典的脳トレ」です。

ただし、「何を読むか、どうやって読むか」によって、脳の鍛えられ方は違ってきます。

ライトノベルや軽いエッセイなどを読んでも、それほどの効果は期待できません。

また、自分が好きなジャンルの本も、「余暇の楽しい過ごし方」にはなっても、頭が良くなる方法とは言いがたいものですよね。

そこでおすすめしたいのは、ふだん興味のないジャンルの本、特に学術書を選ぶこと、そして、ノートを取りながら読むということです。

たとえば、まったく縁のなかった哲学書や論理学の専門書、あるいは、理系が苦手な人は自然科学関係の書籍をセレクトするのです。

いきなり高度な学術書はハードルが高すぎますので、新書本から始めるといいかもしれませんね。

その内容をノートに取りながら、ゆっくり読み進めることで、ただ読むだけの読書よりも、数段脳を鍛えられるはずです。
 

頭の良い人とつきあう

 
つきあう人の影響で頭を良くするという方法もあります。

友人や恋人に、できるだけ頭の良い人を選ぶ、または頭の良い人達と日々一緒に過ごすようにするのです。

こうすることによって、その人と会話する機会のすべてが、頭のトレーニングになるでしょう。

頭の良い人は、話題も豊富ですし、会話術に長けている人も少なくありません。

常にその人の近くにいて、ものの考え方を学ぶことができるのですから、啓発されることはまちがいありません。

有名な話として、よく一緒にいる人を5人思い浮かべて、その人達の年収の平均があなたの年収であるというものがあります。

いわゆる類は友を呼ぶというやつです。

この言葉は仕事や年収だけでなく、モノの考え方にも十分当てはまるでしょう。

また、その友人や恋人に、「頭が良くなりたい、と思っているんだけど、効果的な勉強法を教えてくれない?」と聞いてみるのもオススメです。

適切なアドバイスを得ることができるかもしれませんね。
 

テレビ番組を見て、頭を良くする

 
さらに、テレビ番組を見て頭を良くするという方法もあります。

テレビは娯楽や暇つぶし、と考えている人が多いでしょう。

しかし、テレビ番組の中には、頭を使わなければ理解できない番組もたくさんあります。

辛口のドキュメンタリーや教養番組をセレクトして見るようにすれば、自然と脳を使うようになります。

最初の「読書」同様、これもノートを取りながら見ることによって、より効果的に脳を鍛えることができるでしょう。

テレビは情報が流れくるので、どうしても受け身な情報収集になり、それほど頭を使っていません。

だからこそ読書などの方法が効果的なのですが、テレビでも「この番組から何が学べるか」という具合で、能動的に情報を得る姿勢を保てば同じ効果が期待できるでしょう。
 

「書くこと」を習慣にする

 
頭を良くするには「考える習慣」を身につけることがもっとも有効な方法です。

しかし、単に「考える習慣を身につけよう」と意識しただけでは、なかなか実践することはできませんよね。

そこでおすすめしたいのが、「書くことを習慣づける」という実践方法です。

頭の中でなんとなく考えていることを、文章にする。その際、人間はだれでも「ふだんよりよく考える」ということを、無意識のうちに行っています。

たったこれだけで脳は活発に働きます。

最初は日記のようなところから始めるといいでしょう。

「1日ノート1ページの日記を書く」といった「ノルマ」を定めると、さらに効果的です。

日記だけでなく、できるだけ書く機会を増やすこと、そして可能な限り「手書き」にすることをおすすめします。

手書きは、そうでない場合よりも脳を活性化しやすくなるのです。
 

頭を良くする食品をたくさん食べる

 
食品の中には「これを食べると脳が活性化される」といわれるものがあります。

ですから、食生活にそうした食材を多く取り入れるといいでしょう。

例えば、以下の様なものが頭を良くする食材として知られています。

サンマやイワシなどの青魚
チョコレート
コーヒー
アボカド
オリーブオイル
大豆・ナッツ類
などなど。

その一方で、ジャンクフードなどはあまり良くないものとして伝えられているので、身体にも頭にも気をつかったものを選んで食べたいものです。
 

小中学校の教科書、参考書で「大人の復習」をする

 
義務教育の勉強というのはよく出来ていて、小中学校で必要な知識や基本的なものの考え方を学ぶことができるようになっています。

ですから、小中学校の教科書や参考書をテキストにして、あらためてそれを復習する、というのも大変有効な方法です。

当時は苦手で、身を入れて勉強しなかった教科も、大人になってから接してみると、意外におもしろく感じられるということがめずらしくありません。

大人にとってはもはや「義務」でなくなった勉強なのですから、余計なプレッシャーはありません。

始めやすく、続けやすい勉強法といえるでしょう。

基本の勉強を復習することで、頭は確実によくなります。
 

頭が良くなる方法を習慣化させる

 
いかがでしょうか。

お気づきのはずですが、1日ちょっとやったぐらいでは効果はまったく表れません。

大切なのは習慣にすることです。

「それはわかってるんだけど、それが難しいんだよなぁ」と思っている人もたくさんいるでしょう。

習慣化させるポイントは、あなたが手軽にできる方法を選ぶことと、新しい習慣を加えるのではなく、もとからある習慣と入れ替えることです。

習慣をどんどん増やしていくのは大変ですし、新しい習慣ほど身につきません。

なので、習慣を新しく身につけようとするような加算方式ではなく、プラマイゼロで考えることが大切です。

毎日の食事を、肉から魚にする、みたいな簡単なことでもいいでしょう。

色々試してみて自分なりの方法を見つけるのも大切だと思います。


心の野球という本を読んで感じたこと。

心の野球-超効率的努力のススメ
私は元々野球信者であり、桑田真澄信者でもあります。
しかし、野球をやっていたにも関わらず、桑田真澄というピッチャーに憧れたこともなければ、凄いと思ったことも当時はありませんでしたが、1997年に怪我から復帰した際にマウンドのプレートに祈りを捧げていた姿を見てからというもの、桑田真澄信者となってしまいました。。。
そんな桑田真澄氏が手がけた本書は、現在の野球界そのものが描かれていてたり、桑田真澄氏の考え方やプロとしてのあるべき姿などが描かれており、参考になる部分や全く参考にならない部分が散りばめられ、色んな意味で面白いですw
心の野球-超効率的努力のススメ/レバレッジメモ

努力は、量ではなく質である
短時間で、効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある、そして、「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。
すべてパーフェクト
目の前に起こったことはすべてパーフェクト。たとえ試練に遭遇したとしても、それは必然であり、乗り越えることで人は磨かれていく。
人生とは?
自分の目で見て、触れて、体験し、自分なりに咀嚼すること。
苦境を乗り越えるために
苦境は正面から見てしまうから苦境なのだ。正面からだけでなく、横からだったり、後ろからだったり、下からだったり、いろんな角度から見ると苦境も違う見え方になる。
成長は突然やってくる
練習したからといって、すぐに結果がでるものではない。毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する。努力、努力、努力を重ねる人は、突然気づけたり、ボーンと突き抜けたりする。
どうやって起き上がるかが重要だ
飼ったとしても、きちんとしたプロセスを経てなければ価値が無い。たとえ負けたとしても、大事なのはそこからどうやって起き上がるかだ。
物事というのは、いろいろなプロセスを経て、最終的にどうなるかが決まっていく。プロセスは無限にある。人の数だけプロセスはある。山の登り方は無数にある。だから、人は誰でも、いつからでも、どこからでも、何度でも、やり直せると僕は言う。大事なのは起き上がることだ!
 
心の野球-超効率的努力のススメ/感想:まとめ

ヤクルト時代の野村監督とのやり取りが記載されている部分の心理の読みあいの話なんかは、野球経験者にはたまらない内容になっていると思います。あとはやはり清原とのやり取りだったり、あまりテレビでは流れていないような内容は、野球ファンにはたまりませんね。
中には尊敬する5人、という題名で、野球界で尊敬できる人々の名前を挙げていくのだけども、当然のことながら入れるであろうと思った長嶋茂雄氏を入れてこなかったあたりは、かなり物議をかもし出すような印象でしたw 桑田真澄氏は今後巨人にはどんな形であれ、関わらない覚悟なのか…。
本書の内容は桑田真澄氏の考え方大全集。という形なので、かなり考え方が偏っている部分もあれば、良い意味で刺激を受ける部分もあります。ただ、桑田真澄氏の考え方は科学的に古い。という印象を受けるのは、私だけでしょうか?1日10球だけのフリーバッティングでは成長しないと思うのだが…。。。
ともあれ、いろんな意味で面白い本です。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ 感想

会社で働いていると先輩や上司から財産形成のお話をよく聞かせてもらえます。


そこで、計画的に貯金をしたいと考え、この「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ 」(橘玲著)を読んでみました。

 

本書は、2002年12月に発売された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(以下『黄金の羽根』)の改訂版です。

『黄金の羽根』は30万部を超えるベストセラーになり…
と書かれているように、ベストセラーとなった初版の内容を改定したものなので、タイトルに「2015」という数字が追加されています。

初版から、10年以上の月日が経ち、法改正等があったため内容が古くなっているところがあったようです。

しかし、基本的には原文を活かす形になっていて、手を入れなくても現在も通用する部分が多いようです。

そこで、初版当時から著者の述べていたことが時間が経っても陳腐化しないような普遍的な内容であったものと思います。

 

 

黄金の羽根とは

本書では、黄金の羽根を「制度の歪みから構造的に発生する”幸運”。手に入れた者に大きな利益をもたらす」と定義しています。

そして、本書は、この黄金の羽根を拾うことで、「国家にも、会社にも、家族にも依存せず」(経済的独立)「何ものにも束縛されない状態」(自由)で生きるのに十分な資産を持ち、「真に自由な人生を生きること」(目的)に「最短距離で目標に到達できる、少数の人しか知らない方法」(近道)を提案しています。

 

お金持ちの方程式

本書によるとお金持ちの方程式というものがあり、それは以下のようなものです。

人類の歴史に貨幣が登場して以来、お金持ちになる方法はたった3つしかありません。さらには、その方法はわずか1行の数式で表すことができます。


資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り) 
すなわち収入を増やし、支出を減らし、そしてそれによって(もしくは相続等それ以外の方法で)形成した資産を利率で運用することができればお金持ちになれるというのです。

なるほど、一般論としてはごく当たり前のことが書かれているように思います。

 

サラリーマンがお金持ちになる方法

サラリーマンがお金持ちになるのが難しい最大の理由は、税・社会保険料コストが大きいためです。年収1000万円のサラリーマンだと、実質税負担は250万円にもなります。こんな大金を毎年国に払っていたのでは、お金持ちになれるわけがありません。 
サラリーマンがお金持ちになるのが難しい理由として、上記方程式の支出の部分が税法により定められており、しかもこの額が多いということを指摘しています。

 

トヨタ自動車が賃金カーブを若手の取り分が多くなるように見直すと発表しました*1。

しかし、トヨタ自動車の例は一例にすぎず、「21世紀の資本論」がもてはやされるより随分前から、世間の若者たちは、格差が広がっていることを肌で感じていたのではないでしょうか。

また、今の40代以上の世代のような給料がもらえる保証は今後なく、さらには社会保険料の企業負担額が増えそれが個人の負担に反映され、一部の人々を除き多くの若者には財産形成が困難な世の中に既になってきているという意識が私(あまり若くないですが)たち若い世代に広がっているのではないでしょうか。

私の感覚では、このような風向きだと思います。

 

本書でかつて提案されていた、サラリーマンが金持ちになる3つの方法としての「年収を上げること」「ベンチャー企業に就職してストックオプションで儲けること」「業者からキックバックをもらうこと」は、筆者も現在は容易でないということを認める書きぶりです。

それでも私たち若者はお金持ちになれるのでしょうか。

 

では、どうやってお金持ちになるか

筆者は、まず、支出の見直しを提案しています。

上記方程式からすれば、収入が増えにくいなら支出を減らすことになるのは自明のことです。

筆者は、見直すべき支出として、住宅コストと生命保険をあげています。

 

住宅コストについては、持ち家か賃貸かという議論がなされており、地価の上昇が見込めないのであれば、賃貸に分があるという書きぶりです(建物の価値は購入時から下落しほぼゼロになるので無視します。)。

なぜならば、持ち家の価値が、持ち家の購入額を上回ったときに初めて持ち家による利益が出て、持ち家に分があると言えるところ、地価が上がる見込みは大きくないからです。

感情的には、自分の城が手に入るという価値が持ち家には付加されるようにも思いますが、あくまで上記方程式からすると、地価が下落していくということは、運用利回りが悪いということです。

賃貸であれば、賃料が適正であれば(不動産の収益率=年間賃料÷不動産価格ですから、賃料相場がわかれば、持ち家の収益率と賃貸のそれを比較できます。)、少なくとも地価の下落分の損は免れるというのです(プラスマイナスゼロ)。さらに住宅ローンを組んでいる場合(この場合がほとんどではないかと想像します)は、レバレッジをかけて投資しているのと変わらないので、地価の下落分の損は単純な地価の下落額より大きくなります。

 

また、生命保険についても最低限の組み合わせを選択し、支出を減らし、資産運用に回すべきという主張をされています。

 

個人事業主になる

サラリーマンは、必要経費の額が一定であり、自由な経費の申告は認められていません。そのため、所得が赤字化することはなく、所得税がきっちり徴収されます。

それに対し個人事業主は、確定申告を自分で行う分、収入と経費を合理的な範囲内で申告できるので、課税所得を減少させることができ、赤字で申告することも可能であると説きます。

法人化と組み合わせる

法人は定款の認証と登記により設立が可能で、資本金の額の下限がないため、書類さえ揃えれば、資本金が1円の法人を設立することも可能です。

法人化すれば以下のようなメリットがあるそうです。

所得税の発生しない範囲で給与を決定する

所得税の発生しない範囲で家族を雇用する

❸生活費を法人の経費に振替る

❹個人資産を法人名義で運用する 
ただし、サラリーマンには兼業禁止義務が課されているのが通常なので、❹のみを利用することができます。

設立した法人に貯金1000万円を貸し付け、法人が貯金し、赤字で決算した場合を考えます。

個人が貯金をし利子を得たときは、その利子には税金がかかります。

他方、法人が赤字決算をした場合、法人の貯金に生じる利子にかかる税金は戻って来るのです。

 

雑感

本書に書かれている方法は、私には、法人とサラリーマンでは、税金の負担が大きく異なり、法人を利用して税金の支払いを法的に可能な範囲まで減らすということが中心的な主張であったように思えました。

私は、法人を設立しようとまでは、本書を読んだだけでは思いませんでした。

しかし、資産運用の方法と、サラリーマンの負担している税金の種類や、税金の不合理性(例えば、株主が受け取る配当金は、法人に所得税が課税された後の利益を分配したものであるにもかかわらず、配当金にも所得税がかかるという合理的な説明が困難なしくみになっている。)について考えるきっかけになったので、黄金の羽根が拾えるようになったとは思いませんが、読む価値のある本であると感じました。


誰でもすぐできる運動能力アップ法

運動神経を良くする方法 大人でもたった3分で運動能力をアップ!! 
運動神経を短時間で良くするのは難しいですが、運動能力を短時間で劇的にアップさせるのは簡単にできます。


運動神経を良くしたい!! 

だれもが一度は考える事ですよね。 

しかし、 
運動神経を良くするのは非常に難しいです。 

それは次のような理由があるからです。 

1.DNA(遺伝)で決まるので良くする方法は無い 
2.環境、練習で決まる 

現在、最も有力な理論がこの2つになります。 

家系の遺伝で運動神経は決まるので良くすることは 
できないという考えと、日々の努力によって 
運動神経を良く出来るという考え方の2つです。 

どちらの考え方にしても、 
一筋縄ではいかないということです。 


─運動能力ならたった3分で劇的に向上させることが可能─

運動神経を良くすることが難しくても、 
運動能力を向上させることは可能です。 

しかも、 
いとも簡単に運動能力を向上させることができるのです。 

運動能力をたった3分で向上させるには、 
柔軟性を鍛えるのが一番効果的です。 

柔軟性を向上させることにより、 

■怪我をしにくい 
■体の動きが軽くなる 
■体のバネを有効活用できる 
■体の可動領域が広くなる 

このような効果が得られます。 

つまり、 
運動能力が向上しスポーツパフォーマンスも向上する 
ということです。 


─柔軟性を向上させるためにはどうすればよいか?─

柔軟性を決める大きな要因には、 

①筋肉の柔らかさ 
②周囲関節組織の柔らかさ(靭帯や関節胞、腱など) 

主にこの2つがあります。 

そして、 
即効性があるのは関節を柔らかくするという方法です。 

関節を柔らかくする方法はとても簡単で、 
効率的なストレッチを定期的にやるだけで見違える程 
柔軟性は向上します。 

ストレッチと言っても、複雑でキツイことは一切やる 
必要がなく、例えば次の画像のような動きをするだけで 
いいのです。 

胴体トレーニング基本動作.jpg

これくらいの動きなら、 
普段運動をしていない場合でも、運動が苦手な場合でも 
できますよね。 

このような簡単な動作を定期的にやるだけで、 
みるみる柔軟性は向上し、同時に運動能力も向上して 
いくのです。 

そして、 
柔軟性を向上させるトレーング方法を胴体トレーニング 
といいます。 

胴体トレーニングとは? 

「丸める / 反る」 
「伸ばす / 縮める」 
「ねじる」 

胴体トレーニングで行う胴体の動きはたったのこれだけです。 
しかもこのトレーニング方法はキツい筋トレや痛いストレッチなどは一切行いません。 
簡単な体操を行うだけでカラダを動かす気持ち良さを感じながら可動域を 
グングンと広げることができる画期的なトレーニング方法です。

可動域とは、 
肩や股関節などの「動く範囲」のことです。 
可動域が狭い人より広い人の方が自分の思い通りに体を動かすことができます。 
つまりスポーツパフォーマンスの向上に繋がるのです。 
運動をしていて自分の思ったように体が動かないと思ったことがあるなら 
それは「可動域が狭い」証拠かもしれません。 

スポーツのあらゆる「動作の質」は可動域の広さで決まります。 
テレビなどでプロのスポーツ選手が可動域の広さを披露(足を大きく開いたりする動作) 
するのは彼らのパフォーマンスの高さを示すためです。 

ではなぜ、 
胴体トレーニングが体の可動域を広げ、スポーツパフォーマンスを 
向上させることができるのか? 
その理由には「2つ」の秘密があります。 

秘密その1 
カラダの歪みを整えることで本来のバランスの良いカラダにすることができます。 
胴体トレーニングは骨格を意識しながら、骨盤、肋骨、肩甲骨などをくり返し動かすため 
カラダの歪みを整え人間本来のバランスの良いカラダにする効果があります。 

秘密その2 
人間の手先・足先を動かしている根幹は胴体です。 
「手足からパワーを出したい」「カラダを速く動かしたい」という時に 
その基盤である「胴体」が上手く使えないと手足に力を伝えられません。 

胴体が上手く使えた状態で手足を動かすのとそうでない時では一見同じ動きに 
見えますが発揮される力全く違います。 
胴体の効率的な動かし方を覚え上手く使いこなすことで、 
手足などの運動能力を最大限に引きだす、それが胴体トレーニングなのです。 

さらに、 
あらゆるスポーツの動作は胴体トレーニングで行う、 

「丸める / 反る」 
「伸ばす / 縮める」 
「ねじる」 

この3つが基本となっています。 
3つの動作をマスターすれば可動域を広げられるだけでなく、 
カラダの使い方そのものが変わりスポーツパフォーマンスを向上できるのです。 
まさに一石二鳥な革新的なトレーニング方法なのです。 

*胴体トレーニングは武道家で有名な故・伊藤昇(いとうのぼる)氏が開発した 
画期的なトレーニング方法です。 
伊藤昇氏は武道、ヨガなどに精通し「動きのプロフェッショナル」とまで言われており、 
多くのトップアスリートや歌舞伎役者が彼の元で「体の動かし方」を学びました。


─柔軟性・運動能力を向上させるには真似するのが一番─

スポーツだけに関することではありませんが、 
自己流でやるというのは好ましくありません。 

最初のうちはお手本通りに真似をするのが一番です。 

効率的に柔軟性を向上させるお手本の動作を真似して 
トレーニングすることが最速最短で運動能力を向上させる 
方法なのです。 

最も効果的なのはトレーナーの人につきっきりで指導 
してもらうのがいいのですが、時間的にも金銭的にも 
あまり現実的ではありませんよね。 

ではどうすればいいのか? 

映像を見ながらトレーニングするのが最も好ましいです。 

トレーナーが実際にトレーニング方法を実演しながら 
解説してくれている映像を見ながら進めていくのが 
最も望ましい方法です。 

自己効力感について

自己効力感とは、「自分が行為の主体であると確信していること、自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念、自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信」。自己に対する信頼感や有能感のことをいいます。
簡単に言うと、何かの行為に対して「俺(私)うまくできそう!」とか「いいじゃん、自分!」などと自分自身が感じているということです。

自己効力感は、カナダ人の心理学者アルバート・バンデューラによって提唱されました。

この自己効力感は、人が行動を起こす際に大きな影響を及ぼします。人が何か行動を起こそうとするときは、その行動を「うまくできそうか」「良い結果が出そうか」をとっさに判断します。
そこで、「自分ならうまくできそう!」であれば行動を起こしますが、「多分うまくできない。」であればなかなか行動には移れません。

「きっとできる」と「どうせできない」
自己効力感が高い人と低い人

自己効力感についてもう少し考えてみましょう。

自己効力感が低いと、「自分はきっとうまくできない」「どうせまた失敗する」などと考え、やる気が起きずに行動を起こす気力が湧いてきません。また、そうした気持ちで臨むとやっぱり結果もその通りになってしまいがちです。

逆に、自己効力感の高い人は、「できそうだ!」「自分ならやれる!」と考えていますから活動的で、ポジティブな気持ちで行動するので結果も良くなる確率が高まります。成功すればまた自己効力感が高まるので、さらにやる気が出てくるといった正のスパイラルも発生しやすくなります。

「自己効力感→モチベーション→行動→結果」というわけです。

つまり、自己効力感が高ければモチベーション上がり、それが行動を呼び、物事の成果まで決めていくということです。

この自己効力感の違いは、日常の小さな行為から人生をかけた大きなチャレンジにまで影響を与え、物事に対するその人の取り組む姿勢を決めます。

自己効力感は思い込み

さて、自己効力感の低い人と高い人、それぞれんどんなことを考えているか極端ですが具体的に例を挙げてみましょう。

自己効力感が低い人 自己効力感が高い人
私はダメな人間で、人に嫌われる。
私は勉強も仕事もできない人間だ。
私はどうせまた失敗する。 私イケてるよね!
私は勉強も仕事も結構できるよね!
私は何をやっても結局うまくできる!
ここで大事なことは、自己効力感についてはそれが事実かどうかは関係がないということです。つまり、実際に「勉強や仕事ができるかどうか」や「イケてるか、モテてるか」は関係なく、そう思い込んでいるかどうかということです。

事実は違うのにそう思い込んでるなんて「ただの勘違い野郎じゃないか!」と思うかもしれませんが、控えめで謙遜することが美徳とされる環境で育った日本人は、実際より自分がダメだと思う傾向が強く、世界的に見ても自己肯定感の低さが突出しています。
少し勘違いしてるくらいがちょうど良いのではないでしょうか。なにしろその方がモチベーションが上がります。

自己効力感を高めるには

では、自己効力感を高めるにはどうすれば良いでしょうか。
自己効力感は、主に4つの源泉によって形成されると言われており、それらにプラスの影響を与えることで自己効力感が高まると思われています。

達成体験
自分自身で成功したり達成したという体験。これが最も自己効力感を定着させるといわれている。
理経
自分以外の他者が達成している様子を観察することによって、「自分にもできそうだ」と感じること。
言語的説得
自分に能力があることや、達成の可能があることを言語で繰り返し説得されること。(言語的説得のみによる自己効力感は消失しやすいといわれている。)
生理的情緒的高揚
酒などの薬物やその他の要因について気分が高揚すること。一時的な感覚はすぐに消失してしまう。
ちなみに、自己効力感を高めるということは、自分の人生の主人公は自分だと思い出させてくれるということでもあるのです。